わんぴぴの革靴紹介③REDWINGアイリッシュセッター8179 モックトゥ

ファッションブログ

こんにちは。わんぴぴです。

寒い時期になってブーツが活躍してくれるようになり、革靴好きにはよい季節になってきましたね。

前回の記事でサラッと所有しているブーツの話をしましたが、今回はその言わずと知れたワークブーツの王道「REDWING」の8179モックトゥブーツについて、懲りずにまた所有している靴の紹介・説明していきたいと思います。

ちなみに前回の記事はコチラ

REDWINGとは

引用元 Wikipedia

ブランド名の由来は、アメリカ・ミネソタ州にある街、レッドウィングシティ。1905年にこの街に誕生したのが、創業者チャールズ・ベックマン氏が14人の仲間とともに満を持して設立した「レッド・ウィング・シュー・カンパニー」です。

農業や林業に携わる人のために特化した靴を作っていましたが、その質実剛健なプロダクトは着実に支持を集め、1908年には日産で450足を仕上げるほどに急成長。現在でも多くのワーカーたちはもちろん、その男らしくタフなたたずまいからバイカーやファッショニスタたちに愛されています。

レッド・ウィング』のブーツには、特筆すべき点が2つあります。まず1つが、現在もUSメイドにこだわっていること。

『レッド・ウィング』の本拠地、ミネソタ州レッドウィングは、米国の北中部に位置する小さな街。移民も少ないためか、職人の入れ替えも少なく、親子3代に渡って『レッド・ウィング』で働く人がいるほど。この環境下を守ることを経営哲学としているため、作られる靴のクオリティは非常に高いのです。

そして2つ目が、原皮へのこだわり。ほとんどの製品で、比較的近場のミズーリ州の牧場で育てられた牛革を使用しています。輸送時に塩漬けなどの処理を必要としないため、新鮮な皮を使用することができるのも魅力なのです。また、アメリカ最大のタンナー、S.B.フット社を傘下にもつため、レザーの開発段階から自社で行えます。

アイリッシュセッター8179とは?

画像が汚くて申し訳ないですが、クリーニング前の私の8179をお見せします。

1990年代半ば~後半、足元はレッドウィングの代名詞とも言うべき「アイリッシュセッター」というモデルが大旋風を巻き起こしていました。

とくに「8173」と呼ばれるスエード素材のものか「8179」と言う黒のスムースレザーのタイプ。この2つがステータス。通称Uチップと呼ばれるモカシントゥを採用しており、他にプレーントゥを採用した「8167」「8165」と人気を四分していました。

その火付け役は、藤原ヒロシさんと木村拓哉さん。ちょっと重くなりがちだったワークブーツのソールをクレープソールに変えることで、ストリートキッズの間で人気が爆発。当時は入手困難で偽物が出回るほどの人気があったそうです。

刻印は見えづらいので載せませんが、私の8179は96年製の10Dです。

レッドウィングを選ぶときの注意点

レッド・ウィングはもともと労働者用のワークブーツですので、連日のハードワークにも耐えられるように使用されている革は2mm以上ととても分厚く、中底に入っているコルクも足形に沈み込む前提でたっぷりと封入されています。

その為、靴が非常に硬く、足に馴染むまでには時間がかかってしまいます。そんな靴を感覚でなんとなく選んでしまっては、魅力に気づく間もなく、せっかくの「レッド・ウィング」を履かなくなってしまい、すぐに手放してしまうような結果になることが多いと思います

ここでは、レッド・ウィングのブーツを購入する際の注意点を見ていきましょう。

私が一番重要視するのはサイズです。

当然ですが、いつも履いているスニーカーのサイズを前提に考えて革靴・ブーツを購入すると足が擦れて文字、かなり通り痛い目を見ます。基本は自分の足の足長(かかとから一番長い指先までの長さ)プラス1~1.5cmほどの捨て寸を取ってサイズを選びましょう。サイズをチェックする際は、USサイズでなので注意が必要ですが、『レッド・ウィング』に関してはさらに注意点があります。

それは、コルクが沈んだ際にサイズ感が変わってしまう事です。試着した際のフィット感でその時のジャストサイズを選ばれる方も多いようですが、履いているうちに甲やかかとが浮き始め、シューレースを絞っても馴染まず足が痛くなるため泣く泣く手放すことに……、なんて話もちらほら聞かれます。とくに重量のあるブーツはその傾向が顕著。試着の際に、足の甲がアッパーに当たり、足幅も少しきつく、歩いてみてかかとが浮かないのが目安です。

レッドウイングのここがオススメ!履いた感想

注意点でも説明しましたが、ワークブーツとあって革がとても固く、最初のうちは靴擦れをよく起こしていました。

また、中のコルクが沈むまでと、つま先が反ってくるまではよく躓く為、履きにくい靴であることは間違いないかもしれません。

しかし、時間をかけて履いていくと不思議なことに非常に歩きやすい靴に変貌を遂げます。

今までの固さが嘘のように足に吸い付くような適度な柔らかさとなり、またコルクとクレープソールが相まって非常にクッション性もよく感じます。

初めから履きやすい靴も勿論素晴らしいですが、時間をかけて自分の色に染めていけるような、共にした時間の分だけキッチリと答えてくれる・・・。

レッドウイングの靴はまさに「育てていく」といった言葉がよく合うブーツだと思います。

また、この手のタイプは新品から雑に履いていくのが馴染むのが早かったです。

(大切に履いていた結果、1年間ずっと硬いままで足が地獄を見てきたので間違いないかと思います)

まとめ

ここまで読んでいただけてありがとうございます。あの後、綺麗にいたしました!

私としては是非、機会があれば一度、所有して履いてみてください。

手間もかかり、馴染むまでに時間がかかる分、そのかけた時間に対してレッドウイングはキッチリと答えてくれると思います。

その魅力にハマってしまえば、気が付くと靴箱にもう一足・・・なんてこともあるかもしれません。

そうなれば貴方も立派なコチラ側の住人となっているでしょう。その時は、盛大に歓迎させていただきます。

「ようこそコチラ側へ」

それではまた。

コメント

  1. […] […]

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